メーカーのQVLに載っていないCrucialのアップグレードは互換性があるか?
Qualified Vendor List(QVL)は、システムまたはマザーボードのメーカーが自社のハードウェアでテストし、動作を確認したメモリをリストにして提供しているものです。これにより、メーカーは特定のメモリが自社のシステムで動作することを保証することができます。
Crucialをはじめとする多くのメモリベンダーは、電子デバイス技術合同協議会(JEDEC)が定めた製造規格に準拠しているメモリのみを販売しています。そのため、QVLに記載されていない場合でも、類似メモリはJEDECに準拠しており、システムのリリース前にハードウェアメーカーによるテストが行われていなくても動作します。
製品リリース後にQVLが更新されていないために、QVLまたはその他のシステム仕様で指定されているよりも大容量または高速アップグレードを可能にする新しい技術がリストから除外されている可能性もあります。また、上位のアップグレードに対応できるようにするためのシステム更新プログラム(BIOSやUEFIの更新プログラム)がメーカーから提供されていても、QVLがそれを反映するように更新されていない場合があります。
お使いのコンピューターのアップグレードに関する現在の互換性を確認するには、Crucial® Advisor™ツールまたはSystem Scannerツールを使用するのが最適です。これらのツールを利用してお使いのコンピューター向けに購入したCrucial製品は互換性が保証されます。
ECCメモリを使用しているサーバーおよびワークステーションクラスのコンピューターの場合は、その他にも互換性について考慮事項(ランクなど)があり、QVLやサービスマニュアルでその内容が公開されていることがあります。サーバーのアップグレードに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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