メモリの問題を診断するためのソフトウェア

システムの問題の原因がハードウェアにあるかソフトウェアにあるかを判別するために役立つ、OSに応じたさまざまな診断ツールがあります。Windows Vista以降に組み込まれているWindows®メモリ診断ツールは使い方が簡単で、問題を絞り込む初歩段階に最適です。Microsoft®サポートでは、Windowsのバージョンに応じたテストユーティリティの使い方を詳しく説明しています。

Windows 8/8.1/10

Windows Vista/7

その他のOSを使用している場合、問題の原因がメモリにあるかどうかを判別するにはMemtest86+®をお勧めします。

RemberはMemtestのMac OS X®オペレーティングシステムに対応した無料のフロントエンドです。こちらからダウンロードできます。

その他に、メモリをOSから切り離してテストすることによりドライバーなどのソフトウェアがエラーの原因になっている可能性を排除することができるMemtest86+のようなスタンドアロンのメモリテストプログラムもあります。

使用方法:

  1. Memtest86+はこちらから無料でダウンロードできます
  2.  Download the zip file (Download - Pre-Compiled Bootable ISO)のリンクをクリックして中身を解凍します
  3. お好みのCD書き込みソフトウェアまたはISO管理ソフトウェアを使用して、ダウンロードしたISOファイルからCDまたは起動可能なUSBドライブを作成します。ISOファイルをメディアにコピーしただけでは動作しません。ISOファイルは書き込みソフトウェアがMemtest86+ディスクの作成に使用するディスクイメージです。その方法について詳しくは、書き込みソフトウェアのマニュアルを参照してください。CDまたはUSBドライブを入れたままシステムを再起動します
  4. システムを再起動すると、Memtest86+が自動的にロードされます。その後、メモリのテストを開始し、エラーが見つかった場合は報告します。ディスクの読込に失敗し、OSが通常どおりの読込を続ける場合は、CD-ROM/USBデバイスがシステムのBIOSの最優先のブートデバイスとして設定されていることを確認してください。
  5. Memtest86+を実行すると、さまざまなテストで使用されます。テストが完了すると、継続的なループ内で最初からテストを繰り返します。Memtest86+を終了し、システムを起動するには、CD/USBドライブを取り出してEscを押してください。

上記のいずれかのツールでエラーが表示された場合は、メモリで障害が発生しているか、BIOSの設定が間違っている可能性があり、その場合には詳細なトラブルシューティングのサポートメモリの交換保証などCrucialの各種サポートをご利用いただけます。エラーが報告されなかった場合、問題はドライバーまたはソフトウェアに関連しています。すべてのハードウェアドライバーを更新するか、最悪の場合はOSを再インストールしてください。