Storage Executiveでオーバープロビジョニングを実行するときに予期しないエラーが発生する

Storage Executive®ソフトウェアでオーバープロビジョニングを有効にしようとするとエラーメッセージが表示される場合は、いくつかの項目をチェックして、ドライブ側がこの機能を有効にできる状態であることを確認する必要があります。

オーバープロビジョニングをオンにするには、SSDの末尾に記載されたドライブ文字を持つ、独立したパーティションを作成する必要があります([ディスクの管理]において、オーバープロビジョニング用パーティションはドライブの右側のパーティションのうち最も離れたパーティション)。このパーティションには、意図したオーバープロビジョニングの容量に等しいかそれ以上の空き容量がなければなりません。

オーバープロビジョニング用パーティションを構成していない場合は、プライマリパーティションを少し縮小してから、オーバープロビジョニングに必要な容量に等しいかそれ以上の未割り当て領域を作成します。

  1. [ディスクの管理]を開きます。Windowsキーを押しながら「X」キーを押してコンテキストメニューを表示し、[ディスクの管理]を選択します。
  2. 縮小するパーティションを右クリックし、[ボリュームの縮小]を選択します。
  3. 縮小する容量をメガバイトで入力してから、[縮小]をクリックします。

この領域は未割り当てのまま残しておき、オーバープロビジョニングが実行された場合に同じメリットが得られるようにします。この領域が不要になったら、上記の手順を繰り返し、今度は[ボリュームの拡張]でパーティションの拡張を行い、他のアプリケーションが使用できるように領域をパーティションに戻します。変更するドライブと同じドライブをアクティブにして起動すると、[ディスクの管理]でこの処理を行えないことがあります。その場合は、サードパーティのパーティション管理プログラムを使用する必要があります。そうしたツールは、通常はWindowsではできないパーティションの変更ができます。「無料のパーティションアシスタントプログラム」などの語句をオンラインで検索すると、この操作を行うための多くのリソースが見つかります。

オーバープロビジョニングのパーティションをセットアップすると、Storage Executiveソフトウェアでオーバープロビジョニングを構成できます。 

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