使用しているメモリがECC対応かどうかを確認する方法は?また両者の共存は可能か?

新たにメモリを増設する場合、既に取り付けられているメモリに対応するものを取り付ける必要があります。ECC非対応のメモリをECCシステムに追加すると、スタートアップエラーが発生し、メモリモジュールのエラーチェックおよび訂正機能が無効になる場合があります。システムは動作したとしても、ECCモジュールの拡張機能はお使いのコンピューター上でECCとして機能しません。 

システムにECC機能があるかどうかは、各モジュールの黒いメモリチップ数を数えるだけで分かります。ECC(およびパリティ)メモリモジュールのチップ数は9で割り切れます。追加コンポーネントで、メモリモジュールによるデータの読み取りまたは書き込みが正しく行われたかどうかが検出されます。データが正しく書き込まれなかった場合、多くの場合は追加コンポーネント(エラーの種類に応じて)がデータを訂正します。ECC非対応(非パリティとも呼ばれます)モジュールにはこのエラー検出機能はありません。チップ数が9で割り切れない場合は、非パリティメモリモジュールであることを示します。

ECCを使用するとコンピュータのパフォーマンスは約2%低下します。最新テクノロジーのDRAMは安定性が高く、メモリエラーが生じることは稀であるため、ECCが必要でない限り非パリティ(ECC非対応)メモリの方が適しています。

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