NVMe PCIe® M.2 SSDの取り付け方法

Crucial SSDの取り付けは簡単で、パソコンを大幅に高速化することができます。ストレージを高速化するには、以下の手順に従ってください。

別のSSDフォームファクタの取り付け手順については、こちらをクリックしてすべてのドライブの手順を表示してください。

パート1:準備

作業用デスクを清掃すると、新品のドライブの破損につながる静電気の蓄積が防止されます。

  1. 必要なものを集める
    スクリュードライバー、新品のCrucial SSD、パソコンのオーナーズマニュアル
  2. 重要なファイルをバックアップする
    取り付けプロセスを開始する前に、パソコンに保存してある重要なファイルを外付けストレージドライブやUSBフラッシュドライブ、クラウドストレージに保存します。
  3. 落ち着いてゆっくりとやりましょう
    必要な情報はすべてここにあります。お使いのパソコンが示しているものとは異なる場合もありますが、プロセスは同じです。各手順をよく読み、詳細は「役立つヒント」をご覧ください。

役立つヒント

NVMe SSDのサポートおよびドライバーはWindows® 7では提供されていません。パソコンまたはマザーボードのメーカーから追加サポートを受けられる場合があります。Microsoft®から、NVMeドライブをWindows 7でネイティブサポートするために適用可能なホットフィックスも提供されています。

パート2:SSDの取り付け

  1. パソコンをシャットダウンする
    コンピューターの電源を完全に切ります。
  2. 電源ケーブルとバッテリーを外す
    電源ケーブルとバッテリーを取り外します。バッテリーの取り外し手順は、バッテリーが取り外し可能なノートブックPCにのみ適用されます。バッテリーを外す方法については、オーナーズマニュアルを参照してください。
  3. 残留電気を放電する
    ノートブックのバッテリーを取り外し可能な場合は、バッテリーを取り外した後に電源ボタンを5秒間押すと、システムに残留している電荷が放電されます。
  4. ケースを開く
    ケースの開け方はシステムによって異なるため、オーナーズマニュアルを参照してください。
  5. 静電気対策
    塗装されていない金属面を触って静電気を除去します。こうすることで、体に帯電している静電気からパソコンのコンポーネントを守ります。静電気除去は万が一に備えた安全対策です。
静電気対策
  1. M.2 PCIeスロットがある場所を確認する
    デスクトップPCでは通常スロットが簡単に見つかりますが、ノートブックPCの場合、場所はさまざまです。通常は下部パネルやキーボードの下にあります。システムによって異なるため、正確な場所についてはオーナーズマニュアルを参照してください。
  2. SSDを差し込む
    パソコンによってはヒートシンクまたはネジがあり、新しいNVMe PCIeソリッドステートドライブを挿入する前に取り外さなければならないことがあります。Crucial NVMe PCIeソリッドステートドライブを挿入する際は、ソリッドステートドライブの両側をしっかり持ちます。金色のコネクターピンに触れないでください。ソリッドステートドライブのノッチとPCIeスロットの突起を合わせ、30度の角度で挿し込みます。無理に接続しないでください。
    ドライブを固定するために、マザーボード上の搭載位置にネジの挿入が必要な場合があります。ネジを締めすぎないでください。
SSDを差し込む
  1. システムを元どおり組み立てる
    スロットにSSDをしっかり装着したら、パソコンを元通りに組み立てます。バッテリーを取り外している場合は、元通りに取り付けます。
  2. コンピューターの電源を入れる
    コンピューターの電源を入れます。前の手順で古いストレージドライブを取り外していなければ、パソコンは古いドライブから起動します。パート3では、新しいドライブを使って起動するためのデータのクローンを作成する手順を説明します。

役立つヒント

マザーボードによっては、NVMe SSDを高速化するための設定や、SATAおよびNVMeポートの共有帯域幅の有効化/無効化に関するメッセージが表示されることがあります。これは誤作動ではありません。メーカーからマザーボードに関する詳細情報を入手し、ハードウェアに最適なパフォーマンスを設定して誤作動を防いでください。

パート3:データをコピーする

SSDの取り付けプロセスで一番時間がかかるのは古いディスクから新しいSSDへのデータコピー作業です。始める前に、以下の表で所要時間を確認してください。

古いドライブのデータ量

新しいSSDへのコピーにかかる推定時間

256GB未満

20~30分

256~512GB

30~60分

512GB~1TB

60~90分

1TB超

90分以上

  1. ダウンロードしたソフトウェアのクローンを作成する
    ソリッドステートドライブが取り付けられているパソコンで、www.crucial.com/cloneに移動し、古いドライブの内容を新しいソリッドステートドライブにコピーするソフトウェアをダウンロードします。ソフトウェアはCrucial SSDを購入すると無料で入手できます。
  2. ダウンロードしたソフトウェアをインストールする
    ダウンロードしたファイルを開き、すべてのプロンプトを受諾します。画面が表示されます。[インストール]をクリックします。インストールが完了したら、アプリケーションを起動します。
  3. データのコピー(クローン作成)の準備をする
    ソフトウェアではいくつかのオプションが表示されます。[ディスクをクローン]オプションを選択します。クローンモードを選択するよう促されます。初めての場合は[自動]をお勧めします。選択したら[次へ]ボタンをクリックします。
データのクローンを作成する
  1. コピーするディスクと転送先ドライブを選択する
    「ソース」ドライブは既存のドライブ(ディスク)になります。クリックして選択し、[次へ]をクリックします。次に「転送先」ドライブ(新しいSSD)を選択して、[次へ]をクリックします。次の画面で[開始]をクリックし、データのコピーを開始します。
  2. データのコピーが完了するのを待つ
    コピーにはしばらく時間がかかりますが、画面には進捗状況が表示されます。
  3. プライマリ(ブート)またはドライブを変更する
    すべてのコピーを終えたら、新しいSSDをプライマリドライブとして使うようオペレーティングシステムに指示する必要があります。これは、古いドライブを取り外すことで可能になります。古いドライブを取り外すと、強制的に新しいドライブがプライマリドライブとして使用されます。プライマリドライブの変更方法については、パソコンのオーナーズマニュアルを参照するか、パソコンメーカーにお問い合わせください。
  4. お楽しみください
    お気に入りのアプリケーションがすばやく開きます!SSDを取り付けたあと、特別な機能を有効にすると、さらに動作が高速になります。

役立つヒント

たとえば古いストレージディスクが128GBで、275GbのSSDにコピーする場合、SSDはシステム上に128GBディスクとして表示されることがありますが、SSDに保存できるスペースは残っていますのでご安心ください。ただしディスクの設定を調整する必要があります。こうした状況は通常は発生しませんが、発生してもそれはシステムに起因する事象のため、問題はありません。

パート4:Storage Executiveをダウンロードする

Storage Executiveでは、ストレージ使用量を確認し、ドライブの温度を監視できます。また多くのSSDの動作スピードを最大10倍にするMomentum Cache機能を有効にできます。

  1. ストレージExecutiveを有効にする
    この無料ソフトウェアにより、SSDのパフォーマンスを最新の状態に保ち、システムリソースを利用して新しいSSDのパフォーマンスを改善することができます。
  2. 「ダウンロード」ボタンの1つをクリックする
    ダウンロード時間はインターネットの接続状況によって異なりますが、平均1~3分かかります。
  3. Storage Executiveをインストールして実行する
    ダウンロードしたファイルをクリックします。すぐに開かない場合は、ダブルクリックしてデスクトップに保存し、そこから開いてください。表示されるプロンプトの指示に従って起動します。
  4. Momentum Cacheを有効にして、ソリッドステートドライブをさらに高速にする
    左側のメニューで[Momentum Cache]をクリックします。この機能を有効にすると、コンピューターが再起動します。これは通常の動作です。この機能はRAIDアレイでは使用できません。

役立つヒント

64ビットのオペレーティングシステムをお使いの場合は、64ビットバージョンのソフトウェアをダウンロードしてください(ほとんどのユーザーの場合)。32ビットのオペレーティングシステムをお使いの場合は、32ビットバージョンのソフトウェアをダウンロードしてください。どちらのオペレーティングシステムをお使いか不明な場合は、

以下の表に記載される手順に従ってください。

オペレーティングシステム

バージョン(32ビットまたは64ビット)の確認方法

Windows® 10

スタートメニューのWindows検索バーに「このPC」と入力します。Enterは押さないでください。表示される[このPC]オプションを右クリックして、[プロパティ]を選択すると使用しているオペレーティングシステムの種類が表示されます。

Windows® 8

マウスを画面右側に移動させ、表示される検索ツールをクリックします。検索フィールドに「コンピューター」と入力し、右クリックして[プロパティ]を選択します。使用しているオペレーティングシステムの種類が表示されます。

Windows® 7

スタートメニューの[コンピューター]を右クリックし、[プロパティ]を選択すると、使用しているオペレーティングシステムの種類が表示されます。

64ビット以外が表示される場合は、32ビットバージョンのソフトウェアをダウンロードしてください。

おめでとうございます!

これでお客様は取り付けのエキスパートになりました!

ご友人やご家族から取り付けを頼まれるようになることでしょう。


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