CrucialポータブルSSDユーティリティの使用

CrucialポータブルSSDユーティリティは、ハードウェア暗号化に対応したポータブルドライブのロック／ロック解除、および対応モデルのLEDの無効化／再有効化を可能にします。

サポートされているドライブが起動時に検出されなかった場合、ドライブを接続するよう促すメッセージが表示され、プログラムは自動的に終了します。

ハードウェア暗号化に対応したドライブが検出されると、このツールで設定したパスワードを紛失した場合にデータを回復する方法はないという通知が表示され、回復キーを使用する代替ソリューションへのリンクが提供されます。場合によってはこちらをおすすめします。

このプロンプトから次へ進むと、パスワードが現在設定されていない場合は、ドライブをロックするためのパスワードの設定と確認を求めるメッセージが表示されます。パスワードを設定すると、SSDの移動先のシステムでは、SSDユーティリティを使用してパスワードを入力し、ロック解除してマウントする必要があります。ドライブのロックは、後から［Drive Setting］メニューで無効にできます（詳細は以下を参照）。

パスワードを入力して［Set Password］をクリックすると、パスワードを紛失した場合にデータにアクセスできなくなることを警告する確認ウィンドウが表示され、操作をキャンセルまたは開始できます。続行すると、ドライブがロックされ、切断するよう促すメッセージが表示されます。

その後は、SSDユーティリティを開きいてロック解除のためのパスワードを入力するまで、ドライブはエクスプローラーやその他のアプリケーションに表示されません。［Drive Password］オプションが［Drive Unlock］に変わり、パスワード入力欄が表示されます。

［Drive Setting］タブに、いくつかの追加オプションがあります。

［Drive LED(light)］は、サポートされているSSDのLEDのオンとオフを切り替えます。

SSDを接続後再マウントする際にパスワードの入力が求められないようにしたい場合、［Disable drive lock］を選択するとドライブからパスワードが完全に削除されます。

［Drive wipe］を使用すると、忘れたパスワードを削除して、SSDへのアクセスを回復することができます。この場合、ドライブの内容は消去され、元に戻せなくなりますが、その後、ドライブを再初期化して再パーティション化することで、再び使用できるようになります。このプロセスを開始するには、テキストフィールドに「WIPE-DRIVE」と入力し、下のボタンをクリックする必要があります。