パソコンでのSSDの役割
ソリッドステートドライブ(SSD)は新しいタイプのストレージドライブで、ハードディスクと似ていますが、高速で信頼性に優れています。SSDはフラッシュメモリを使用してほぼ瞬時の起動とロード時間を実現します。ハードディスクのようにスピニングプラッター上で機械的にデータを探す必要がないため、ほぼ瞬時にデータにアクセスできます。
ストレージドライブは、システム内でデータにアクセスしたり使用したりするのに、システムのプロセッサやメモリと並行して動作します。たとえば、スプレッドシートのデータにアクセスし、簡単な編集を加える場合、次のようになります。
- プログラムとファイルはストレージドライブに格納されます。
- システムのプロセッサが、ストレージドライブに格納されたプログラムデータを短期的なアクセス向けのメモリに転送します。SSDのデータ転送速度はほぼ瞬時であるため、データ転送プロセスのスピードが向上し、プログラムやファイルの読み込みにかかる時間の短縮につながります。
- 次に、メモリ内に転送されたデータにプロセッサがアクセスします。メモリはコンピューターが使用できるワークスペースの集合体のようなものです。メモリはその後プログラムの「実行」に使用されます。
ファイル、写真、プログラム、オペレーティングシステムはすべてお使いのストレージドライブに保存され、アクセスされるため、SSDを取り付けることは、読込時間を最小限にする最速の方法となり、システムパフォーマンスに全面的な変化をもたらします。