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How more RAM helps you overcome 5 top workload constraints

RAMを増やすことによって解消される、ワークロードの主な制約5つ

ITプロフェッショナルの50%が最大容量のメモリを搭載してサーバーを実行。その理由とは?

サーバーメモリは十分か不足かの二択となるコンポーネントです。ワークロードに対して十分な容量のメモリが搭載されていれば、他の問題に注意が注がれるため、RAMを意識することはほとんどありません。ただし、メモリが不足すると、サーバーや組織の生産性が落ち込みます。DRAMがCPUに必要なリソースを提供しているためです。このような理由から、350名を超えるIT意思決定者を対象とする最近のSpiceworks調査*では、来年、サーバーメモリの増設を計画しているという回答が47%にのぼりました。半数のサーバーに最大容量のメモリを搭載済みであるにもかかわらずです。この結果は十分予想できました。メモリを増やすことによって、最も急を要するワークロードの5つの制約が解消されるためです。

主な判明事項:サーバーワークロードの主な制約

質問:「サーバーワークロードの制約を解消するうえで、現在直面している主な課題を挙げてください」
回答:回答は3つまで選択可能としました。結果は次のとおりです。




回答者について:353名の回答者は、組織内で購入活動に影響力を持つことを条件にSpiceworksが選別しました。回答者は、4か国(米国、英国、フランス、ドイツ)からほぼ同数ずつ選ばれ、いずれも、30台以上の物理サーバーを所有し、仮想化ソフトウェアを使用していました。回答者の所属業界は、合計で23種類(テクノロジーからエネルギー、製造まで)となり、100台以上の物理サーバーを稼動する割合は74%、200台以上は41%を占めました。

制約1:予算の制限

縮小する予算の最大活用を突き詰めると、取得コストと総所有コスト(TCO)の比較にたどりつく傾向にあります。サーバーの効率性を上げると、時間当たりのパフォーマンスが向上するため、TCOは減少します。処理コアに必要なリソースを提供するのはメモリです。そのため、CPUの効率と生産性を向上させる手段としてメモリの増設はきわめて有効です。新しいサーバーを購入しなくても、増大するワークロードに対処することもできます。

具体的には、メモリを増設すると、システムは高速のリソースを利用してCPUにデータを読み込めるようになります。CPUのデータ処理速度が上がると、システムのアイドリング時間、電力消費、非稼働時間が減ります。メモリはCPUの近くにあることから、DRAMからCPUにデータを移動する方が、ストレージからCPUに移動させるよりも時間を短縮できます。たとえば、通常はハードディスクからCPUにデータを読み込む際にはミリ秒単位の時間がかかりますが、エンタープライズ向けのSSDではマイクロ秒単位となります。これだけでも大きな差ですが、DRAMと比較するとレイテンシーはさらに大きく、DRAMであればCPUへのデータ読み込み速度はナノ秒単位となります(レイテンシーに関しては、当然、低い方が望まれます)。日々プロセッサが処理すべき膨大なインストラクションを考えると、メモリ経由でCPUにデータを提供すれば、パフォーマンスに大きな違いが生まれます。時は金なりです。メモリを増設すれば、CPUへの投資に対するリターンを最大限向上できます。


制約2:ワークロードの需要が予定外または予測できない

仮想化ワークロードで最も重要なのはサービス品質(QoS)の保持であり、不安定さを軽減することです(詳細については、マイクロンのMySQLに関する調査を参照してください)。RAMの増設は総合的に見てサービスの不安定さを軽減します。メモリ内のアクティブデータを格納、使用する仮想アプリケーションに追加リソースを提供するためです。予定外にワークロードが急増すると、利用可能なメモリがすぐに枯渇し、システムは利用可能なリソース探しに集中します。これがパフォーマンス低下の原因となり、ディスクスラッシングを引き起こすのが通例です。メモリを増設すると、アプリケーションはスパイクなどのワークロードの増減に柔軟に対応できるようになるため、こういった問題が解消されます。

制約3:フロアスペースの制限

フロアスペースの制限は解決すべき構造的な問題としてとらえ、「ワークロードの処理には少なくとも何台のサーバーが必要か」を再考してください。これを考慮すれば、設置面積の削減につながります。十分に活用できていないサーバーにはさらにコストがかかるためです。たとえば、メモリを半分しか搭載していないサーバーまたは古い型のサーバー10台で処理するワークロードを、最大容量のメモリを搭載したサーバー5台で処理できる場合、負担の大きい電力消費、冷却、ソフトウェアライセンスにかかるコストを削減できます。フロアスペースに高額のコストがかかる場合、やるべきことは「スケールアップ」しかありません。 スケールアップを行うことで、サーバーに搭載されるメモリ容量が増え、標準装備で最大限のVMにリソースを提供できるようになります。


制約4:ユーザーベースの急速な成長

ホストするユーザーの数が増えると、QoSを維持するために必要なシステムリソースが増えます(「RAM」を参照)。これは、制約2によく似た問題です。システムのRAMを増やすと、柔軟性が増し、ユーザーベースの急増に起因する予定外のワークロードの需要に対処できるようになります。


制約5:電力や冷却コスト

サーバーに最大容量のメモリを搭載すると、合計の電力消費は増えますが、メモリを完全に搭載していない複数のサーバーで同等のパフォーマンスを実現する際の合計消費電力を抑えられる場合が少なくありません。DRAMを増やすと、ワークロードの観点(CPUへのリソースの提供と実行)から見た場合に、電力を最も効率的に使用できます。さらに、物理サーバーの数が少なくなると、電力と冷却にかかる総コストは削減する可能性が高くなります。




結論:
メモリの増強によってワークロードの制約を解消しましょう。必ずしもサーバーを増やす必要はありません。

メモリはCPUの燃料のようなものです。十分であれば問題になりません。ただ、十分なRAMを搭載することとワークロードの効率性を向上することとは大きな違いがあります。確かに十分なRAMがあれば、アプリケーションを実行することはできますが、最大容量のメモリを搭載すれば、多くの場合、使用するサーバーの台数が減るため、TCOを抑えつつ処理量を増やすことができます。CPUには十分なリソースが必要です。ワークロードを把握しましょう。ワークロードがCPUやメモリに依存する場合は、サーバーを増やすのではなくRAMを増やすことによって、少ないコストで効率性を向上させましょう。


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